JICA草の根技術協力事業(草の根パートナー型)「インドネシア・北スマトラ州デリ川流域の水環境改善のための環境教育推進事業」成果報告会

日時:
2022年6月4日(土曜日)
10:00-12:00
種別:
イベント
主な対象:
一般
会場:
Zoom meetingを利用した完全オンライン開催
主催:
北九州市立大学

環境教育の移転と現地化 -コロナ禍の環境国際協力-

 国立大学法人北九州市立大学と(独)国際協力機構は、2018年4月から草の根技術協力事業(草の根パートナー型)「インドネシア・北スマトラ州デリ川流域の水環境改善のための環境教育推進事業」を実施、2022年4月に4年の事業を終了しました。
 インドネシア第4の都市であるメダン市(北スマトラ州の州都)を流れるデリ川は、都市の発展に伴い水質が悪化しており、近年漁獲量も減少しています。汚染原因の65%とみられる家庭排水はほとんど未処理のまま河川に放出されており、家庭ごみの河川への投棄も深刻です。
 この事業は、デリ川流域の上・中・下流に5つのモデル校を設けて、環境教育リーダーの育成、環境教育の教材・プログラムの開発と実践、環境教育PDCAの構築、生徒・保護者による水質調査やリサイクル活動の実践と定着を目指したものです。
 本事業での4年間の経験を、日本において環境国際協力に関わる多くの方々にフィードバックすることを目的として、北九州市立大学が本事業の成果報告会を開催します。
 本報告会では、北九州市の取り組みの移転とその現地化の過程での工夫について発表する予定です。また、2020年1月以降2年以上にわたりオンラインで活動を進めたことから、コロナ禍においてオンラインを積極的に活用した国際協力の経験についても報告する予定です。
 インドネシアや、それ以外の国を対象とした環境教育に携わっておられる方、さらに日本の教育現場において環境教育に携わっておられる方など、積極的にご参加頂ければと思います。

1.日時 2022年6月4日(土)10:00-12:00
  プログラム(予定)
10:00-10:10 開会あいさつ
10:10-10:25 本事業の概要説明
10:25-10:40 生徒・保護者参加の環境ワークショップに関する報告
10:40-10:55 モデル校における環境教育PDCAの試行
10:55-11:10 活動の様子
11:10-11:25 教材・プログラムの開発・試行、生徒・保護者の意識変化の計測
11:25-11:40 本事業にモデル校として参加した感想、学校の変化について
11:40-11:55 質疑
11:55-12:00 閉会あいさつ
※日本語での開催(日⇔インドネシア語通訳)
2.会場:Zoom meetingを利用した完全オンライン開催
3.主催:北九州市立大学
4.参加申込み:次のリンク先よりお申し込みください。申込締切は6月2日(木)17時となります。
  https://forms.office.com/r/t4VFBbhX8Q (下記関連リンクもご利用ください)
 ※参加費無料ですが、通信にかかる費用は各自でご負担ください。
 ※ミーティングID、パスワードにつきましては、開催の前日までに受講が確定した皆様にあ  らためてご連絡いたします。
5.お問い合わせ先
 北九州市立大学 松本研究室 石井
 メールアドレス:n-ishii (アットマーク) kitakyu-u.ac.jp
 Tel/Fax:093-695-3719