<イベント報告・宮崎>「社会課題解決」をテーマとした講座を開催しました!

2019年4月18日

SDGs 学生サミットの様子

参加者によるプレゼンテーションの様子

SDGs17の各自の目標を示した成果物

宮崎大学まちなかキャンパスにて、2019年3月30日(土)、31日(日)の2日間に亘り「社会課題解決」をテーマとした講座を開催しました。
今回は主に福岡市を拠点に開発教育(国際理解教育)活動をしているNGO「学校から世界のミカタを考える会」より代表の糀 広大氏を講師としてお招きしました。

1日目(3月30日(土))は、「課題解決のためのプレゼンテーションの技術を身に着けたい方」を対象とした講座を実施しました。学生から社会人まで幅広く14名の方にご参加頂きました。
初めに2組のプレゼンテーションを見学し、その後、プレゼンテーションに対しての「気づき」について意見を出しあいました。その後は、「社会課題を目的としたプレゼンとは何か?」について考えるとともに「SDGs」に関連付けた講座を聞きながら、プレゼンテーションを実践できるようになるためのスキルについて学びました。最終的には参加者全員が紙芝居を使用した即興プレゼンテーションを作成し、発表を行いました。
参加者からは、「参加する前と後ではプレゼンに対する考え方が全く変わった。自信がなかったが自分にもためになるプレゼンができる気がしてきた。」「講座を受けて、プレゼンをつくる過程や大切なポイントについても学べた。」「今日、この講座を受けることができて本当に良かった。」という声が聞かれました。
参加者が「社会課題解決」を自分事として捉え、解決へ向けての取り組みを考えるなど、スキルを磨くための貴重な機会となりました。

2日目(3月31日(日))は「SDGsや国際協力に関心のある16歳以上の学生の方」を対象とした講座を開催しまし28名の方にご参加頂きました。
片道切符のみを手に「無人島」での生活を想定し、各自が持参したい「モノ」を考える作業をした後、4人1組のグループに分かれて本当に必要なものを真剣に考える作業をしました。その後、「SDGs」についての講座を受けた後に「SGDs17の目標」を達成するために、「自分には何ができるか?」という部分においてそれぞれ実施できる具体的な行動について考えてもらうグループワークを実施しました。グループ内で意見を交わしながら、最終的には多くの具体案が出てきました。
アンケート結果より、参加者の多くは「『SDGs』に関して認知はしていたものの実はよくわかっていなかった」ということが明らかになりました。
講座を受講した後は、「実現可能な具体的な行動について考え、社会課題解決のための行動を起こしていくことが大切であることを学んだ」という声を聞くことができました。

ご参加頂きました皆様、ご協力いただきました皆様有難うございました。