2016年12月12日
南ベトナムの健全種苗供給基地となるフンロック農業研究センターでは、まず、1)センター内に新しく整備した組織培養室で無菌の苗を育て、それを、2)病虫害防御スクリーンハウス(No.71)内で水耕栽培技術により増殖させ、3)育った苗を、灌漑設備つき隔離圃場で成木まで育成するというプロセスをとる予定です。このうち、1)組織培養と2)水耕栽培は、同センターにとって未経験の領域です。そこで、理化学研究所で研修を受けたミンさん(No.55)が中心になり、フンロック・センターに対する同分野の技術移転を実施しました。
手本を示す理化学研究所で研修を受けたミンさん(左)
プロトコルを実践してみる新人スタッフのトゥンさん(左)
研修にはノンラム大学のトゥオンさん(左)も参加
スクリーンハウス内の水耕栽培研修
左から:フンロック・センター入社1年目のトゥンさん、ノンラム大学講師のトゥオンさん、フンロック・センターのミンさん、プロジェクト・スタッフのアインさん