2016年12月20日
No.58でご紹介した水耕栽培技術により増殖させた苗は、カンボジア・バッタンバン大学ではキャンパス内のポットに移し替えて育てます。このようにポットで育てる苗には、既に強い根も葉もあり、通常の挿し木の苗(根や葉がない)に比べ、初期成長が早いので、増殖間隔が飛躍的に短縮されます。しかし、成長が早い分、キャンパス内の圃場への移し替えも急がれます。そこで、圃場の拡大作業を行いました。これらの株が成木になると、今度はこの茎を苗木として、スクリーンハウスあるいは隔離圃場で数を増やします。
ポットに移し替えた苗
UBBキャンパス内の圃場を拡大する種苗管理チーム