2019年11月19日
2019年期~2020年期にストック種苗に指定したHL-S12という系統は、まだ品種登録が済んでおらず商業流通ができないこと、および南部で猛威を振るうウイルス病への耐性がないことなどから、1品種に限定した普及体制のままでは、来年うまく販売できるかリスクが想定されます。そこで種苗管理チームはフンロック農業研究センターと協議の上、同センター周辺の圃場にある別な二つの品種(KM94=KU50とKM140)をあらたに2019年期~2020年期ストック種苗に指定し、モニタリング調査を行うこととしました。
KM94の圃場は1.9%がウイルス病徴を呈しているため抜き取り作業を行った。
KM94の圃場の位置
KM140にはウイルス病徴なし
KM140の圃場の位置