2017年6月29日
プロジェクトでは各郡に配属され、第一線で普及活動を担う農業普及員の研修や種苗の配布を通じた園芸農業普及も行っています。
今年3月には対象5県の中で落葉果樹栽培に適していると思われる中標高地域(約1400〜2000m)の農業普及員計13名(男性10名、女性3名)を対象に、2日間に渡って果樹の整枝剪定と接ぎ木を中心とした実技研修を行いましたが、今回は低中標高地域(約1600m以下)の農業普及員計16名(男性13名、女性3名)を対象に夏野菜栽培・果樹樹体管理を中心とした研修に加え、プロジェクトが種苗を配布した野菜の栽培・生産状況と今後の普及方針の協議を行いました。
今回の研修は一日だけで実習は殆どありませんしたが、Bajoセンターの圃場で稲作後の作物として栽培しているナス・トマト・オクラ・インゲン・カボチャ・スイカ・ズッキーニ・九条ネギ、大豆等の野菜、柿・梨・文旦・ブドウ・キーウイ・マンゴ等の果樹を実際に見せながら、その特性と栽培上の留意点などを説明。普及員は熱心にメモや写真を撮っていました。
各郡の栽培・生産状況ではインゲン・玉ねぎ・ナス・トマトなどが好結果で収入を得ている農家が多い。スイカ・カボチャはまだ収穫に至っていない農家が殆どで、カボチャは比較的順調、スイカは虫害が出ているなどの報告がありました。今後の普及について、野菜はインゲン・玉ねぎ・トマト・オクラ・カボチャ・スイカ、果樹ではキーウイ・アボカドに強い関心と要望が出されました。
プロジェクトでは、この結果も踏まえて7〜8月にかけて各県で行う農業関係者との作業会議(ワークグループミーティング)で来期の普及計画などを協議する予定です。
通年収穫、株分けで分けつする九条ネギの紹介
ホテルや都市部で需要増が見込まれるピーマンの紹介
果実に付けられた結果日を目安に熟度を確認しながら収穫実習
生でも甘いスイートコーンの食味
カボチャの採種実習
インゲン種子の選別作業見学
マンゴを事例に摘果の有用性・必要性を説明
ブドウ棚の設置事例を見学
普及作物の栽培状況、今後の計画などを協議
最後に参加者全員で記念撮影