ボリビアでは、医療機関へのアクセスが良くなり、妊産婦・新生児死亡率は改善傾向ではあるものの、SDGsの目標と比して高い。妊産婦・新生児死亡率が高い要因として、病院間の患者を紹介・移送するリファラル・カウンターリファラルの調整が十分でないことや医療従事者の知識・技術が不足していること等が挙げられる。本プロジェクトは、リファラルを調整する保健救急調整センターの機能の強化、医療従事者の妊産婦・新生児ケアの技術能力の向上、妊産婦死亡分析の強化を行うことにより母子保健サービスを適切に提供し、妊産婦・新生児の健康状態の改善に寄与する。