ガーナでは、初等教育の純就学率が89.3%(2017年)に到達するなど着実に教育の量的拡大を遂げる一方で、子どもの学習成果の改善は依然重大な課題として残っている。この課題に対応するため、同国では「教育戦略計画」(2018年改定)において「教育マネジメントの改善」を政策目標のひとつに掲げ、そのためにはコミュニティのより生産的な参画が必要としている。本協力ではこれら課題と政策を踏まえ、コミュニティと学校の協働をベースとした教育マネジメントの強化及び学習成果改善活動の実施を通じて、子どもの学習成果の改善に寄与するモデルを対象3州で開発し、その普及のメカニズムを構築する。