中南米地域の最貧国の一つ、ホンジュラスで金融包摂促進に関わる金融機関は、商業銀行、ノンバンク、マイクロファイナンス機関、通信会社等様々だが、その中に全国に89ある信用組合がある。信用組合は地域コミュニティや職業組合と密接な関係があり、貧困層や低所得層、女性の金融包摂面で大きな役割を担える可能性がある一方、規制・監督機関や内容が他金融機関とは異なり、提供できるサービスに制限があり、顧客ニーズに合った商品開発が十分に行えていない。
本プロジェクトは信用組合を取り巻く規制等の改善、顧客ニーズに合った金融・非金融サービスや生計向上アプローチの開発・普及に取り組み貧困削減に寄与するもの。