39.Weeklyハイライト

2020年4月24日

2020年3月16日~3月29日

(a)第8回パイロットプロジェクト・タスクチーム(PPTT)/第11回パイロットプロジェクト・評価委員会(PPEC)会合開催(Output2)

パイロットプロジェクトを通じて「施設整備事業における能力向上」を目指す成果2にかかるタスクチーム・評価委員会合同会合を3月18日に開催しました。現在実施中の第1バッチの現状報告に加え、プロポーザル募集・審査・評価の過程を振り返り関係者間で意見交換を行いました。また第2バッチは、専門家チームより、ラオス政府予算で行われている事業選定により近づけた体制で実施するとともに、事業目的・内容をより明確化・限定した募集をするという提案がなされました。今後、月1回のペースで第2バッチ準備会合(PPTT・PPEC会合)が開催され、7月の全国説明会を目標に準備作業を進めていきます。

(b)中村浩二短期専門家(水質)帰任(Output4)

1月6日から水質分野の短期専門家として赴任されていた中村浩二さん(さいたま市水道局)が2.5ヶ月間の任期を終えて3月20日に帰国されました。任期中に、水質試験およびデータ分析方法の向上に向けたOJT活動、全国水質管理体制構築に向けたアドバイスやプロジェクトによる供与機材の精査、水質管理体制における保健省との連携の着手など幅広く活動し、プロジェクト進捗に大きく貢献していただきました。

(c)第8回技術基準委員会(TSC)開催(Output3)

3月24日に第8回技術基準委員会(TSC)を開催しました。第7回までには技術基準(省令)確認が完了し大臣決裁への準備が整っています。今回からは、基準タスクチーム(STT)で作成した技術基準(指針)の確認をスタートしました。6月までに技術基準(指針)の確認を終了することを目指します。

(注)ラオスでも3月24日にコロナウイルス感染者が確認され、3月29日にラオス政府より4月19日まで行政組織職員も自宅勤務とすることを含む首相令が発出されました(その後、5月3日まで延長)。プロジェクト活動計画に影響を及ぼすことを考慮しつつ状況を見ながらプロジェクトを進めていきます。

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a-1 第8回PPTT/第11回PPEC会合の様子

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a-2 公共事業運輸省・水道局へ事業完了報告を終えた中村浩二・短期専門家(右から3人目)

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c-1 第8回技術基準委員会(TSC)の様子