【実施報告】中国地方の市民の力を草の根の国際協力へ:2022年度JICA中国草の根技術協力事業実践事例共有会

2023年2月17日

知見の共有で活動にヒントを

【画像】JICAの事業は多くの関係者によって支えられています。JICA草の根技術協力事業(以下「草の根技協」と記載。)では、実施団体が持つ知識や技術を活かし、開発途上国で地域の人々が抱える課題に対して、開発途上国のニーズに即した形で、地域の生活や生計向上を目指す事業を実施しています。
今回は、JICA中国が所管する5県(鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県)から草の根技協で事業を実施する9団体が参加し、それぞれの団体が持つ事例や知見、悩みを、団体同士で共有し、意見交換するオンラインでの実践事例共有会を2023年2月8日(水)に行いました。

基調講演と意見交換

まずは基調講演として草の根技協の事業(パートナー型)を実施したNPO法人AMDA社会開発機構の山上さまよりホンジュラスで実施した栄養改善に向けた家庭菜園普及プロジェクトの事例紹介を行いました。
その後、実施団体ごとにグループに分かれて、日頃の活動で抱える悩みや日本国内での地域還元の取り組みなどについて意見交換を行いました。
活動する国や分野、団体も異なるみなさんの対話の中からは、今後の活動に参考になるキーワードやヒントの発見があったとの声が聞かれました。
ご参加頂いた団体の皆様、どうもありがとうございました。
JICA中国では、今後も、団体の知見をつなげ事業推進を進めていけるような企画を計画していきたいと思います。