ペリカンが保護されました。

2021年8月3日

7月16日、アルバニア北部、北マケドニアとの国境地帯にあるオフリド湖近郊の農村で、まだ幼生のペリカンが保護されました。何らかの病によって飛べなくなり、両親とはぐれたようです。ペリカンはアルバニア唯一の繁殖地があるディヴィアカ・カラバスタ国立公園の管理事務所に移送され、公園管理事務所員の手厚い保護により、元々保護されているジョニーと名付けられた雄の成鳥と交流できるほどまで回復しました。
今はまだ、飛ぶことが出来ませんが、今後、さらなる回復に努め、群れにもどすことが出来るのかなどを確認していく予定です。

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保護された当初は首も立てることが出来ず、餌どころか水さえ自力で摂ることが出来ませんでした

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一週間後には首も座り、自力で餌をついばみ始めました

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幼鳥といっても大きさはほとんど成鳥と変わりません