第1回ワーキンググループ(環境教育・エコツーリズム)の会合開催

2021年10月4日

9月23日、デヴィアカ・カラヴァスタ国立公園(DKNP)内のホテルに関係者15名が集まり、環境教育・エコツーリズムに関するテーマ別ワーキンググループの第1回会合が開催されました。

DKNPにおける生態系に基づく管理(Ecosystem-based management)を実現するためにプロジェクトでは公園管理委員会、ワーキンググループを通じて、異なった行政レベル、NGO、地域住民、公園内で各種事業、生産活動を営む個人・団体が組織横断的に関連付けられ連携・協力することが重要だと考えています。ワーキンググループは課題別に「生物多様性」「持続的農業」「持続的漁業」「環境教育・エコツーリズム」の4部会が設置されることになっています。この日はDKNP内に位置する小中一貫校の校長先生、当地出身の政府公認ガイド、公園内でホテルを経営する企業代表、地元NGOなどの関係者が参集しました。

プロジェクトの実施者である公園管理事務所からプロジェクトの概要説明のほか、公園管理委員会、ワーキンググループの設置趣旨、位置づけなどについて紹介の上、今後、アクションプラン作成作業の手順説明を行いました。そのほか、さっそくDKNPが直面する課題、環境教育やエコツアーの可能性について様々な意見、アイデアが話し合われました。

プロジェクトは引き続き、その他3部会の第1回会合を準備し、部会ごとのアクションプランの作成、その公園管理委員会への提出を支援していきます。

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会合の様子