ペリカン・センサス

2022年2月28日

ディビアカ・カラヴァスタ国立公園(DKNP)は、ラムサール条約登録湿地、カラヴァスタ・ラグーンを擁し、絶滅危惧種であるニシハイイロペリカン(Dalmatian Pelican(NT-IUCN)、フラミンゴなど多種多様な野鳥の生育・繁殖地となっています。国立公園事務所は国内研究機関、NGOとの協力して毎年、DKNP内のバード・センサスを行っており、今月からプロジェクトも協力して、繁殖期を迎えたペリカンの営巣調査をはじめました。今回の調査ではカラヴァスタ・ラグーン内にある通称ペリカン島で40を超える営巣がカウントされ、順調に数を増やしていることが確認されました。なお、昨年の確認営巣数は83、センサスは繁殖期が終わる6月まで続く予定です。

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調査にはドローンを利用します

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営巣の様子。

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抱卵個体をカウントするプロジェクトスタッフ