生物多様性モニタリングトレーニングの一環の仕手沿岸生態系の講義を実施

2022年6月15日

6月15日、国立公園内の生物多様性モニタリングのため植物種の同定と、モニタリング手法に係るトレーニングが、生物多様性ワーキンググループのRAPAスタッフを対象に実施されました。

ティラナ大学のアルフレッド教授により、レッドデータブックやNatura2000に基づく国立公園管理における植物種モニタリングと、沿岸生態系保護についての講義が実施され、国立公園内の保全対象となる植物種について確認が行われました。講義後には、参加者は国立公園内の沿岸部を訪れ、植物種の同定手法についてフィールドトレーニングに参加しました。

このフィールドトレーニングではGBIF(地球規模生物調整情報機能)のデータベースと連動し、生物分布・同定機能を持つiNaturalistアプリケーションの有効性についても改めて確認されました。プロジェクトは、このトレーニングを継続的に実施していくことにより、RAPAスタッフの生態系モニタリング能力の向上に貢献して行きます。

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アルフレッド教授によるRAPAスタッフを対象とした講義の実施

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国立公園内沿岸部におけるiNaturalistを用いた植物種同定モニタリングのトレーニング