ディビアカ・カラバスタ湖国立公園スタッフによるウミガメ繁殖の支援

2022年8月11日

デヴィアカ・カラバスタ湖国立公園スタッフは、国立公園内の海岸エリアにおいてウミガメの産卵環境のための定期的なモニタリングを行ってきました。プロジェクトにより供与されたドローンを用いて、国立公園スタッフは、全長23キロの海岸エリアの調査を行いました。その結果、海岸エリアの北部に1つの産卵ポイントを確認しました。国立公園スタッフは5月から8月にかけて、産卵ポイントを継続的にモニタリングしました。その結果、2022年8月8日から11日にかけて、105個の卵のうち79匹の子ガメが生まれ、無事に海へ旅立ったことが確認されました。

ウミガメは、国際自然保護連合(IUCN)から絶滅危惧II類(VU)に指定されています。毎年夏になると、アルバニアを含む地中海沿岸の東部および南部地域の砂浜でウミガメの産卵が確認されています。

国立公園スタッフは毎年、海岸エリアにおけるウミガメの産卵状況モニタリングを続け、ウミガメの個体数増加のための対策を行っていきます。

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ウミガメ産卵地点における捕食者対策

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海へ旅立つ子ガメ