ディビアカ・カラバスタ湖国立公園における定期水質調査の実施

2022年8月30日

2021年10月から開始された生態系モニタリングの一環として、定期的に湖沼の水質調査を実施しています。2022年8月30日、JICAプロジェクトチームより雇用した現地専門家と国立公園スタッフは、カラバスタ湖および国立公園内の水域において水質調査を実施しました。
夏季の暑く乾燥した時期の水質調査は、水域の生態学的状態を評価するために非常に重要です。水質調査は、プロジェクトにより供与した水質調査機器「AQUAREAD」を用いて実施されています。この機器は水深、地点座標、測定日時に加え、20種類の水質指標(pH、塩分濃度、溶存酸素量など)を測定することが可能です。
今後も生態系モニタリングの一環として、定期的に水質調査を実施する予定です。収集されたモニタリングデータは、国立公園スタッフによる水質環境の状況把握と改善のために役立てられます。

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水質調査機器「AQUAREAD」

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国立公園スタッフによる水質調査の様子