ディビアカ・カラバスタ国立公園における外来種ワタリガニのモニタリング

2023年1月24日

持続可能な漁業ワーキンググループの取り組みの一環で、公園職員はJICAプロジェクトチームの支援を受け、外来種であるブルークラブ(Callinectes sapidus)のモニタリングを実施しています。

2022年11月から、漁業モニタリングを担当する公園職員の業務の一環として、カラバスタ湖や公園内の別水域において、月に4回、目視による区画法でのモニタリングを行っています。

ブルークラブ(Callinectes sapidus)は、カラバスタ湖において、4月頃から9月頃にかけて繁殖し、地元漁師の漁網を破壊するなど、漁業活動への障害をもたらす外来種です。ブルークラブ(Callinectes sapidus)の生息状況を把握し、漁業への影響を抑える対策を講じるために、年間を通した定量的なモニタリングが求められています。

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目視による生息状況調査

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夏季に大量発生するブルークラブ(Callinectes sapidus)