第2回JCC(エルサルバドル)を開催しました。

2017年5月10日

本事業は中米6ヶ国を対象とした広域案件ですが、フェーズ2では各国の活動及び成果を明確にするために、各国の実情を踏まえたプロジェクト計画(PDM)を作成しています。
また、事業の課題や進捗を明らかにし共有するため、広域の合同調整委員会(JCC)に加えて、国別JCCを開催しています。
今回、エルサルバドル国家市民防災局(DGPC)で第2回国別JCC(エルサルバドル)が開催されました。
JCCにはDGPCホルヘ・メレンデス長官、藤城JICA事務所長が参加しました。2016年の5月からの活動進捗レビューやモニタリングの結果を踏まえ、コミュニティ防災計画策定に欠かせない市レベルでのデータベースシステムの構築、DGPC職員の能力強化を目的としたトレーナーズ研修計画の策定とその実施、そして広報戦略の強化などを中心として、活動強化を進めることで合意しました。
また、1917年6月7日のサンサルバドル火山噴火から100周年にちなんだ防災啓発イベントとして「火山防災週間」の開催にあたり、JICAも協力することを確認しました。
今後、本事業によるコミュニティ防災活動や、火山防災の経験などを踏まえ、具体的なイベント内容をDGPCと共に検討して行きます。

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