第4回ニカラグア国別合同調整委員会(JCC)が開催されました

2019年2月12日

2019年2月12日、ニカラグア国家災害管理・防災システム局(CD-SINAPRED)の長官以下、SINAPREDの担当者、パイロットサイトであるレオン(Leon)市及びサンフアンデルスール(San Juan Del Sur)市の防災担当者、中米防災センター事務局(SE-CEPREDENAC)の参加のもと、第4回国別合同調整委員会(JCC)が開催されました。

JCCには、上述のカウンターパート機関に加え、学校安全計画制定で協力している教育省、地震・津波の観測・警報発信を担う技術官庁であるニカラグア国土調査院(INETER)、外務省の参加があり、日本側からは在ニカラグア日本大使館にもご出席いただきました。

JCCでは、2018年に実施された活動について振り返るとともに、プロジェクト終了までの活動方針が確認され、SINAPRED各組織、レオン市及びサンフアンデルスール市の年間防災活動計画が発表されました。また、ニカラグアにおけるプロジェクト活動の大きな柱で、防災研修キットと呼ばれる政府機関職員向け研修教材の整備の重要性を再確認した上で、それらの教材を国家研修計画の中で活用していく、という決意が表明されました。

会議の最後、視聴覚教材の一つとして作成された、津波のメカニズムと早期警報システムについてのビデオ教材が披露されました。本ビデオも国家研修計画の教材の一部として全国で使用される予定です。

プロジェクト終了まで1年半を切りましたが、プロジェクトでは引き続き、ニカラグアにおけるコミュニティ防災活動の質を高めるための取組を推進していきます。

【画像】

JCC実施の様子

【画像】

プロジェクト終了までの活動方針について説明する長期専門家

【画像】

JCC参加者の集合写真