本邦研修員による情報共有セミナー開催

2017年3月31日

2017年3月、第1回本邦研修(2017年1月16日~2月2日にかけて徳島県で実施)に参加した11名の研修員が、日本で学んだ経験を共有するための情報共有セミナーを3つのパイロット県(プナカ県、ダガナ県、モンガル県)で実施しました。同セミナーには県知事はじめ、副知事、セクター長、パイロット地区からは地区長、副地区長、地区のアドミニ・オフィサー(GAO)、集落の代表者ツォッパが参加しました。帰国研修員からは徳島で見聞した、ごみ処理、集落再生事業、鳥獣被害対策、上勝町の「彩」事業などについて報告があり、自分たちの地区で事業を行う上でのヒントにしたいとの意見が聞かれました。

セミナーでは本邦研修の報告とは別に、其々の地区でゾンドゥ(村での集会)を強化・補佐する場として「コーディネーション・プラットフォーム」の提案がなされました。この提案に対し参加者からはポジティブな反応が多く聞かれ、地方行政局からガイドラインのようなものを出して欲しいとの要望がありました。

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ダガナ県プランニング・オフィサーによる「ゼロウェイスト」の発表

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プナカ県プランニング・オフィサーが「いろどり事業」について報告