国家灌漑サービス(SENARI)との連携

2016年9月14日

8月22日ラパス市で、プロジェクトコーディネーターであるポトシ県庁Copa計画企画局長を中心に、PRODIBAS(ポトシ県南西部基礎インフラ整備促進プロジェクト)と国家灌漑サービス(SENARI)との連携の可能性に関する意見交換を行いました。SENARI側からは、Reque局長や大坪JICA専門家をはじめ9名が参加しました。

SENARI灌漑学校は、「灌漑農業のための人材育成プロジェクト」を通じて2012年から独立行政法人国際協力機構(JICA)の支援をうけています。同様にポトシ県庁もPRODIBASを通じて2015年からJICAの技術協力を受けていることから、共同活動を計画・調整する機会となりました。

灌漑セクターでの共同活動やPRODIBASの対象者であるポトシ県庁やポトシ県南西部にある5市(ポルコ市、トマベ市、コルチャカ市、ウユニ市、サンパブロ・デ・リペス市)のための研修の実施方法について打ち合わせました。また、SENARIとPRODIBASが灌漑セクターにおいて共通研修を実施できるための協定書に関する協議も行いました。

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協定書の協議状況

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協議に参加したPRODIBAS, SENARI, JICAのメンバー

現在、協定書を最終化している段階であり、署名後、ポトシ県庁やポトシ県南西部の灌漑インフラの発展を支えている技師への能力強化研修を計画し、実施する予定です。

(PRODIBAS:技術コーディネーター カロラ・ロペス技師)