ポルコ市で「ユニット間の協力」研修を実施

2016年10月4日

9月15日ポトシ市から35km離れたポルコ市で、PRODIBAS(ポトシ県南西部基礎インフラ整備促進プロジェクト)がポルコ市職員全員を対象に「ユニット間の協力」に関する研修を実施しました。同テーマはポルコ市職員の要望に基づくものであり、ポトシ県庁計画企画局組織開発ユニットのDelgado氏が講師を務め、15人が参加しました。

行政機関の運営を規定している「行政府運営監理法」(Ley de administracion y control gubernamentales, SAFCO、1990年7月20日公布第1178号法律)に基づく計画と組織を管理するための3つのシステムの復習から講義を開始し、相乗効果や相互依存の重要性を紹介した後で意見交換を行いました。

意見交換の中では、グループとチームの違い、上司とリーダーの違い等について議論し、共通目標を達成するため、組織として如何にコミュニケーションをとれるかについても話し合いました。コミュニケーションの事例として紹介した日本の国際協力における方法が、参加者の興味を引いていました。

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講義の様子

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グループワーク

最後に、今後研修内容を普及させるため、参加者全員が参加してグループワークを実施しました。ポルコ市総合部長から、研修成果の普及に向けて具体的なアクションをとる決意が示されると共に、今回参加できなかった職員を対象に改めて研修を実施してほしいという要求もありました。
今回の研修テーマに関しては、ポルコ市だけでなく、他の対象市や県庁の部局を対象に実施することも検討しています。また、PRODIBASでは組織強化に関する研修の開催も計画しており、全体的な研修の進め方についてはポトシ県事業調整・実施委員会が担当しています。

(PRODIBAS:事務コーディネーター アミルカル・トランゾス)