橋梁建設の施工管理OJTを実施しました

2016年11月18日

PRODIBAS(ポトシ県南西部基礎インフラ整備促進プロジェクト)では、10月28日ポトシ市内で実施中の「ナザレ橋建設」プロジェクトを対象に、「橋梁建設の施工管理」のOJTを行いました。当日は、ポトシ県庁公共事業局道路ユニットの技師や橋梁工事を実施している建設会社のスタッフ等が参加しました。

施工管理に必要な検査・測定方法、工事写真の撮影方法、ホワイトボードへの分かりやすい技術データや作業配置の表記方法、施工管理担当者の役割、作業の安全管理の基本原則等を学ぶことができ、ポトシ県と建設会社双方の技術者にとって大変有意義でした。

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検査・測定に使用したツールとホワイトボードの使用状況

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工事写真撮影用にホワイトボードに記した技術データのサンプル

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現場監督について専門家から説明

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作業における技術面と安全面について専門家から説明

建設工事に対する不適正な施工管理や不十分な安全管理は、労働者を危険な状況に置く可能性があり、労働者の保護責任がある建設会社や施工管理を担当する県庁等の職員が現状を改善していくため、受講者全員が今回のOJTを通じて得た指摘事項の重要性を実感しました。

(José Luis Sandoval Castro氏、PRODIBASローカルコンサルタント)