参加型森林管理分野の専門家作業部会が開催されました(タンザニア、タイ)

2017年2月12日

2016年11月28日〜12月2日 於:タンザニア連合共和国モシ
2017年2月2日〜12日 於:タイ王国バンコクおよび地方

2016年9月の第二回JCCをうけ、専門家作業部会であるEWG (Expert Working Group)3分野の具体的な活動の議論が始まりました。

三つ目の柱、参加型森林管理分野では、2016年11月にタンザニア連邦共和国のモシにて、第一回EWG(参加13か国)を開催し、SADC地域の共通ガイドラインを起草しています。

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その後2017年2月にタイにて第二回EWG(参加15か国)を開催し、ガイドラインの起草を進めるとともに、アジアの森林分野における日本の協力の成果等を視察しました。特に、草の根技術協力事業「スリン県におけるコミュニティ・キャパシティ開発による地方開発プロジェクト」については、県庁でレクチャーを受け、コミュニティを訪問して、農村の生計向上と森林保全・森林資源の持続的活用につながる事例を見て、体験することで、アジアの経験からアフリカの課題に対するさまざまなヒントが得られたようです。

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参加型森林管理分野の主な活動内容は、以下3つの取組となっています、1)SADC地域の共通ガイドライン作成、2)域内優良事例データベース作成、3)実務者能力強化研修実施。