プロジェクトが本格稼働しました。

2016年7月28日

エジプト国「中央動員統計局における統計情報の質向上プロジェクト」は、既に2016年3月20日の短期専門家派遣により3年間の予定で開始されております。6月に2名の長期専門家(統計・品質管理、業務調整)の着任により業務が本格稼働しました。プロジェクトはエジプト中央動員統計局(CAPMAS)をカウンターパートに2019年3月まで活動を行います。

プロジェクトの活動

プロジェクトでは、エジプトにおいて統計活動の中心的機関である中央動員統計局(CAPMAS)の職員を対象として、統計調査の品質向上により政策の妥当性が向上することを目指します。
統計情報の質を向上させるためには、若手職員を対象に、本邦研修を含む研修・セミナー/ワークショップ、機材の供与(調査用タブレット)等を通じて効率的に実務を習得できる仕組みを提供することとします。
成果として次の3点が期待されます。
1.ITを活用した統計企画・実地調査・データ処理が高品質で効果的に実施される。
2.サンプリング手法が品質面で向上する。
3.2016年人口・住宅センサスについて、国際標準に沿った事後調査が適切に実施される。
これらの成果を目指して今後カウンターパートと協議しつつ活動を行っていくこととなります。
詳細はプロジェクト概要をご覧ください。