短期専門家によるセミナーを開催しました。

2017年8月1日

2017年7月23日から8月1日、短期専門家として総務省統計局の阿久津係長、並びに総務省統計研究研修所の小林教授の2名を迎え、セミナーを開催しました。同セミナーでは、1)2017人口・住宅センサス結果の精度検証手法、2)事後調査、3)品質管理の3つをメインテーマに、エジプト側からの情報共有、日本の知見を基とした意見交換、必要な技術指導を行いました。セミナーにはCAPMASの担当部課からの多くの関係者が参加し、活発な質疑や議論が行われました。今回のセミナーの結果、短期専門家は2017人口・住宅センサスの実施をGeneral Reportにまとめ、次の10年後のセンサス実施に備えることを提案し、CAPMASはこれを前向きに受け止めて組織内で作成検討することになりました。

また、セミナー終了後に、2017人口・住宅センサスの三段階目に当たる事業所調査を実施した地区を訪問し、調査を受けたビジネスオーナーにどのような調査が実施されたのか聞き取り調査を実施しました。その結果、調査は適切に行われたことを確認しました。

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セミナー風景

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事業所調査に関する事後聞き取り調査。左から阿久津専門家、プロジェクトアシスタント、ビジネスオーナー。