第4回国別研修報告会を開催しました。

2019年8月27日、CAPMAS Training Dayのプログラムの一部として、4回国別研修をCAPMAS職員に報告しました。プログラムにはハイラット・バラカトCAPMAS総裁も出席し、研修生の代表としてITセクターコンピュータエンジニアリング課のエレーワ女史から研修プログラムの概要説明、今回の研修のリーダーであるカマール総裁アドバイザーから研修内容及び成果について詳細な説明が行われました。松尾チーフアドバイザーは挨拶で、「本プロジェクトも終わりに近づき、新たな研修プログラムが来年2020年から開始されます。第4回本邦研修においては経済統計を中心に実施され、ビッグデータなどの新調査技術についても学ぶことができました。大切なことは、それらの新たな技術を取り組む前に、エジプトの現状、各調査手法の問題点、両国の統計環境の違いを認識して、日本の経験をそのまま導入するのではなく、エジプトの事情を考えて活用することが重要」である旨が述べられました。