E-JUST一行の訪日(豊田通商奨学金の合意、千葉工業大学とのMOU締結等)

2020年3月12日

E-JUSTゴハリ学長および教員等の一行は、2020年2月2日~11日で訪日し、関係機関との協議・視察を行いました。今回の主な目的は日本企業との連携および本邦大学との関係強化のための協議です。

豊田通商様からは、奨学金としてアフリカ修士学生4名、エジプト学部生8名の授業料負担をいただけることが決定、契約書を締結することができました。アフリカ地域への貢献を目指すE-JUSTと今後も連携していただける見とおしです。

また、工作機械メーカーのDMG MORI様とは、E-JUSTにおける企業との連携ラボのコンセプトを理解いただき、森社長との間で連携MOUの締結を行い、今後技術面で協力をいただく方向で合意しました。

さらに、E-JUSTには多くの島津製作所様、日本電子様の分析機器があるため、これらの機材をより活用し、E-JUSTのみならず他のエジプトの機関や周辺地域への展開についても連携していく可能性について両社と議論を行いました。

一方、大学関連では、既に8月と12月にE-JUSTを訪問されている千葉工業大学様と大学間連携の促進のためのMOUの締結を行い、今後、学生や教員、スタッフの交流などの面で協力していくことを確認するとともに、同大学の施設マネジメント、安全・環境配慮の取り組みの視察を行いました。

また、E-JUSTの国内支援大学である立命館大学とは、今後、留学生受入体制の強化についての能力強化、若手研究者の受入・交換で連携の可能性について議論を行いました。

今後もE-JUSTが日本の企業や大学と自律的な関係を維持できるよう、JICAプロジェクトでは協力を継続していきます。

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豊田通商本社における加留部会長との会談およびMOUへの署名

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DMG MORI森社長とのMOUの締結

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立命館大学 仲谷総長との会談

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千葉工業大学とのMOU締結