エジプト人高校生に向けた「日本の工学教育」紹介ウェビナーの実施

2020年8月18日

2020年8月9日(日)、8月10日(月)の2日間に亘り、“Engineering Education in Japan”と題して、エジプト日本科学技術大学(E-JUST)への進学に関心を持つエジプト人高校生に向けた「日本の工学教育」を紹介するウェビナーを実施しました。

8月9日(日)は、E-JUSTの本邦協力大学の一つでもある東京工業大学の卒業生の河添知美さんに、大学時代の実験実習の経験や学生の課外活動として熱中したロボット作りの経験などの複数の異なる経験をお話いただきました。それらが、自分では想像していなかった形で自身のキャリアに役立ったため、大学時代は色々な経験に関心を持って取り組んで欲しいというメッセージをエジプト人の高校生に語りかけていただきました。

8月10日(月)は、長岡工業高等専門学校の現役の学生である青木尚登さんに、ご自身が部長を務めるアントレプレナー部の活動によるケニアの企業と連携した社会貢献活動や豊富な海外経験についてお話しして戴きました。青木さんは、現役の学生の立場でご自身が大切にしていることとして、1)社会にどのように貢献するかということ、2)実現したい事のために方法を探すということ、3)海外経験の重要性、4)研究について、エジプト人の高校生に目線を合わせて語りかけてくださいました。

両日のウェビナーとも大変盛況で、ウェビナー終了後も日本の工学教育やE-JUSTの教育内容、学生生活について、多くのの質問がエジプト人の高校生からあがり、活発な交流となりました。

【画像】青木さんのセミナーの様子

【画像】河添さんのセミナーの様子