AUN/SEED-Netのエネルギー工学地域会議へのE-JUSTの参加

2020年10月31日

AUN/SEED-Net(アセアン工学系高等教育ネットワーク)プロジェクトによるエネルギー工学分野の第13回地域会議が、インドネシア共和国のインドネシア大学とウダヤナ大学、そしてUSAID(アメリカ合衆国国際開発庁)との共催で、2020年10月27日~28日の2日間に亘って開催されました。E-JUST(エジプト日本科学技術大学)からはエネルギー資源工学科のマフムード教授(学科長)とイブラヒム教授が初めて参加をし、全体会議でイブラヒム先生がE-JUSTの紹介をしました。

AUN/SEED-Netプロジェクトは、メンバー大学の教育・研究能力の向上とネットワークの形成を通してアセアン域内の共通課題への取り組みを促進することを目指して、2003年に第1フェーズが開始されました。現在はアセアン10か国の26のメンバー大学と14の本邦支援大学を中心に10の基幹工学分野を対象として第4フェーズが実施されています。毎年それぞれの分野の地域会議が開催されていますが、今回はコロナ禍の影響もあって初めてオンラインで開催されることになり、ネットワークの拡大・強化の一環として、同プロジェクトのメンバー以外の大学へも参加勧奨が行われ、E-JUSTからの参加が実現しました。

イブラヒム先生は、”E-JUST:A Story of Success”のタイトルで、E-JUSTの設立と歴史に始まり、日本からの支援、現在の教育・研究状況、そして最後にエネルギー資源工学科と先生の研究について説明し、アセアンを超えたネットワーク構築の端緒となりました。人的交流や共同研究等、具体的な活動につながることが期待されています。

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オンラインで実施された地域会議

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イブラヒム教授の発表の様子