立命館大学による留学生派遣・受け入れに関するE-JUST教職員向け研修の開催

2021年5月28日

E-JUSTでは、JICAやTICAD7奨学金によるアフリカからの留学生受入れや、日本の大学への留学生の派遣などを推進しています。2021年5月26、27日の2日間に亘り、E-JUSTの留学生派遣・受入の実務能力強化を目的に、立命館大学によるオンラインでの研修が開催されました。本研修へは、E-JUSTの国際課と学生課の職員5名及び、国際交流担当教員2名の計7名が参加しました。

初日は、国際教育センターの山本様より、立命館大学で実施している海外への学生派遣にかかる業務および協定業務に関し、派遣にかかる手続きと留学中のサポート、協定の開拓方法などについて、詳細に説明をしていただきました。二日目は、同センターの亀田様より、留学生受入れに関連して、留学生向けのプログラムの内容や、募集から帰国までの流れについてプレゼンテーションをしていただきました。アカデミックな内容に加えてエジプトが持つ文化資源も積極的に活用して学生を募集すると良い、というアドバイスもありました。

両日とも、E-JUSTの教職員から、留学情報の効果的な周知の仕方や選考のスケジュール管理の方法、留学生をサポートする仕組みや受入れ大学側の学生との交流などについて活発な質疑がなされ、立命館大学の講師の皆様からは、一つ一つの質問に丁寧にお答えいただきました。研修に参加した学生課のマルワン課長は、「大変勉強になりました。早速、E-JUSTから留学生を派遣する際の応募プロセスについて企画を始めました」とコメントしています。研修で学んだことを活用し、エジプトと日本、その他の国々との学生交流の活発化が期待されます。

【画像】研修受講中のE-JUSTの職員

【画像】活発な質疑応答の様子

【画像】オンラインによる講師・受講者の集合写真