後藤敏研究担当副学長の離任

2022年7月25日

2017年4月から研究担当副学長を務めて来られた後藤敏先生が2022年7月に離任されました。

後藤先生:『エジプト・日本科学技術大学に2017年4月に赴任し、5年余り、研究担当の副学長を務め、本年7月に退任しました。2017年当時は、現在セカンダリーキャンパスと呼ばれている小さなキャンパスのみで、宿舎の建物内に事務所があり、工学系大学院のみの開講で、30名の教員、150名学生が在籍していました。5年経た現在は、広大なメインキャンパスが新設され、国際ビジネス・人文系、基礎応用科学の大学院や、学部が加わり、100名の教員、300名の大学院生、1700名の学部学生となりました。日本の大学の協力を得て、研究志向・研究者養成の大学を目指して運営した結果、エジプト内の屈指の研究大学として評価されてきています。ただ、この2年間は学部学生が急増し、教育志向の大学に変貌しつつあります。場所はアレキサンドリアの市街地からは離れたエルボルグアラブにありますが、近隣には多数の食品、繊維、鉄鋼工場がある産業地区があり、産官学連携も活発化してきました。今後5年後には、現在の3~5倍の規模の大学になると予想され、エジプトの大学のロールモデルとなり、優秀な学生を多数輩出し、エジプトの研究推進と産業振興に寄与することを期待しています。』

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後藤敏研究担当副学長

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E-JUSTから記念品贈呈。トップマネージメントメンバーで。(右から福田新研究担当副学長、後藤研究担当副学長、アドリ学長、鈴木国際・地域連携担当第一副学長、サメ教育担当副学長)

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JICA E-JUSTプロジェクトメンバー(ナショナルスタッフを含む)と。