第25回E-JUST理事会の開催

2022年12月16日

E-JUSTの第25回理事会が、12月13日にE-JUSTカイロセンター(スマートビレッジ内)にて対面とオンライン併用形式で開催されました。理事会はE-JUSTの最高意思決定機関であり、年二回開催されます。

理事会委員は、エジプト側、日本側、各10名の構成で、議長をアブルナガ大統領補佐官、副議長をJICA理事が務めています。今回は日本側理事会委員のうち、副議長の井本JICA理事、在エジプト岡特命全権大使に加え、九州大学 清水副理事(石橋総長代理)、広島大学 金子理事・副学長(越智学長代理)らも、現地にて参加されました。また、日本からは豊田通商株式会社加留部シニアエグゼクティブアドバイザー、早稲田大学白井名誉顧問、文部科学省岡村国際統括官が出席されました。他に、オンラインで筑波大学大根田教授(永田学長代理)、東京工業大学林副学長(増学長代理)、立命館大学上野学長特別補佐(仲谷学長代理)が出席された他、日本大使館関係者、Japanese Business Association(JBA)in Cairo代表、JICA人間開発部、JICAエジプト事務所、プロジェクトメンバー、エジプト側の委員、E-JUST関係者ら現地参加者らに加え、オンラインも含め約90名が参加しました。

第25回理事会冒頭の開会の挨拶において、アブルナガ議長より新委員である高等教育・科学研究大臣の国際協力担当アドバイザーのモスタファ・イスマイル氏の紹介、また2022年秋の叙勲において旭日重光賞を受賞されたヒラール委員と旭日中綬賞を受賞されたゴハリ前学長への祝辞が述べられました。また2022年11月の小池東京都知事のE-JUST訪問にも触れ、東京都との今後の連携に期待を寄せられました。
その後アドリ学長からStatus Report、10月の訪日ミッション、Strategic Planの実施状況の報告がなされた他、E-JUST事務局長より会計報告がありました。
また、第23回理事会で承認されたBylaws(学則)の修正・統合版が一共有されると共に、10個の新プログラムの提案がなされるなど、盛りだくさんの議題が上がった第25回理事会ですが、日本側参加者からも多くの質問や意見をいただき、E-JUSTの更なる向上と発展に向け、積極的な議論が行なわれました。

次回の第26回理事会は2023年6月開催予定です。

【画像】第25回理事会会場の様子

【画像】E-JUST理事会委員および委員代理の集合写真