第2グループ6市への技術研修

2021年9月14日

2020年4月にプロジェクトホームページで紹介した第2グループ6市への取り組みは、コロナウイルスの影響で全中断していました。2021年4月に日本人専門家が着任し、第1グループ6市の活動再開ととともに、第2グループへの働き掛けを開始しました。

第2グループ6市は、2021年2月に実施された統一地方選挙の結果、5市で市長及び政党が代わり、5月に就任しました。そのため、プロジェクトは、第2グループ6市に対して一からプロジェクト活動の説明を行いました。その内5市からは活動実施への快諾を得たのですが、グアロコクティ市は合意に至らず、同市に替わって同市と隣接するサン・イシドロ市が新たなプロジェクト対象市に決まりました。

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新たな体制で、第2グループ6市に対する活動は、8月10日から「生活改善と集落開発計画」に関する研修開催から開始しました。参加者は、市役所の助役、社会開発プロモーター、環境プロモーター、女性ユニットプロモーター、生活改善プロモーターら、6市の35人です。研修は計4回で構成され、各回2日間で実施します。1回目は、「地方開発と生活改善」、2回目は「ファシリテーション」、3回目は「集落開発計画・計画策定篇」、4回目は「集落開発計画・モニタリング評価篇」で、構成されています。受講者からは、「現在の枠組みを改善する思考は、とても興味深く、勉強になった」という意見が聞かれました。

第2グループ6市は、3回の研修を終了し、これから各市の集落で集落開発計画作成活動が開始されます。

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研修は、感染対策を講じて、広い会場で実施しました。

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住民参加型の取組をロールプレイで実践的に行いました。

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受講者たちは、集落開発計画作成を試行的に取り組みました。