第3回合同調整委員会(JCC)の開催

2023年3月7日

2023年3月7日、第3回合同調整委員会(JCC)が開催されました。本プロジェクトはトトニカパン県・キチェ県の10市に住む妊産婦、5歳未満児とその母親、出産可能年齢にある女性に対し、母子栄養改善に取り組むもので、2022年1月に現地業務を開始し、2026年までの4年間かけて活動を展開します。

本委員会では、プロジェクト第1期(2022年1月~12月)の活動報告と第2期(2023年1月~2026年1月)の活動計画について共有・合意が行われました。

第1期の活動報告として、キチェ県2市とトトニカパン県8市より37の優先コミュニティが選定され、母子栄養改善のためのプライマリ・ヘルス・ケア(PHC)を協働で提供する人材(保健医療従事者と母子栄養コミュニティ人材)の能力強化を開始したことが共有されました。そして、第2期の活動計画として、これら人材の能力強化のための活動を本格化していくこと、また同時に対象地域において大統領府食糧栄養安全保障庁(SESAN)のリーダーシップのもと、市レベルにおける調整を通じて、マルチセクトラルな栄養改善を促進していくことが合意されました。

会議の最後には、本プロジェクトのディレクターである保健省PHC担当次官から「生活改善アプローチのもと、母子栄養コミュニティ人材は、コミュニティにおける変革の担い手になるだろう」との抱負が述べられました。

【画像】プロジェクトからの活動報告