外部一般受講者向けサイバーセキュリティ研修のトライアル実施

2022年1月21日

IdCAREは主に講師向けのサイバーセキュリティ研修を行ってきましたが、2022年1月17日から21日まで、初めて外部の一般受講者向けにトライアル研修を行いました。この研修は有料ですが、JICAの支援により特別価格にて提供されました。JICAはこの研修を支援することによりIdCAREのサイバーセキュリティプログラムをインドネシアで広範囲にPRし、将来的に参加者を増加させることを目的としています。
受講者はインドネシアの公的機関と、一般企業の内、特に電気通信、インフラ、金融機関などに勤務するサイバーセキュリティに関連する業務を行う技術者達です。
今回の科目はサイバーセキュリティの資格として国際的に認められているEC Council(電子商取引コンサルタント国際評議会)のCertified Ethical Hacker(CEH)を実施しました。

CEHではその名の示す通りハッカーによって使用される最新のツールや技術によってコンピューターシステムやネットワークをハッキングするための方法を学ぶことができ、それにより自分の組織を守る方法を学べます。
CEHはサイバーセキュリティの特に技術分野の専門家となるために最初に必要となる資格として広く認識されており、インドネシアでは取得すると非常に有用です。

IdCAREの講師2名により研修は実施され、参加者からは高い評価を得ました。
IdCAREでは、来年度もこのような外部向けの研修を継続的に実施していく予定です。

【画像】外部一般受講者向けオンライン研修の様子