既存のサイバーセキュリティ科目のオンライン対応用の改変と追加TTT(Training The Trainers)の実施

2022年2月18日

当プロジェクトではすでにサイバーセキュリティプロフェッショナルプログラムの科目として多くの科目を開発済みですが、今回日本からの短期専門家とインドネシアからの専門家によりオンラインでも研修が実施できることを想定したカリキュラム・教材の改変が行われ、それに基づいた追加のTTT(Training The Trainers)が下記の科目について行われました。

“ケーススタディと演習:フォレンジック可能なITシステム”(2021年11月1日から11月5日まで5日間)
“サイバーセキュリティ法と規制”(2021年11月15日から11月18日まで4日間)
“意思決定者のサイバーセキュリティ理解を進める方法論“(2021年11月25日から11月26日まで2日間)
“ケーススタディと演習:マルウェア解析”(2021年12月6日から12月10日まで5日間)
“従業員のサイバーセキュリティ啓発を進める方法論”(2021年1月17日から1月19日まで3日間)
“ケーススタディと演習:サプライチェーンリスク”(2022年1月24日から1月25日まで2日間)
“コンピュータフォレンジック”(2022年1月24日から2月1日まで土日を除く7日間)
“総合演習:CSIRT”(2022年2月3日から2月11日まで土日を除く7日間)
“モバイルフォレンジック”(2022年2月14日から2月18日まで5日間)

この内、“総合演習:CSIRT”、“ケーススタディと演習:マルウェア解析”、“コンピュータフォレンジック”、“モバイルフォレンジック”の4科目については対面での研修が行われました(一部オンライン)。その他の科目はオンラインで実施されました。

対面での研修は新型コロナ感染対策のため長く中断されていましたが、今回インドネシアでの感染状況が改善したため、特に対面で実機に触れながら講師のサポートを受けつつ演習を実施することが重要である科目については対面での研修を行い、参加者からは学習の効率が上がった、理解度が非常に高くなったなどの声がありました。

【画像】

“総合演習:CSIRT”科目の対面講義の様子