プロジェクトニュース第7号

2021年5月24日

キトゥイカウンティで実施者ワークショップを開催しました!

2021年5月17日から20日の4日間、キトゥイカウンティで第1回実施者ワークショップを開催しました。参加者は第1バッチとして選定された10カウンティの内、キリフィ、クワレ、マクエニ、タラカ・ニティ、キトゥイの5カウンティの農業行政官約30名です。ケニアでは5月1日に部分的ロックダウンが解除されたばかりのため、200名収容の会場でソーシャル・ディスタンスを確保し、マスクや消毒液を参加者に配布し、コロナ対策を行いながら研修を実施しました。

4日間のプログラムは、SHEPのコンセプトである2つの理論や、4ステップに基づいた一連の活動、対象農家グループ選定方法について説明し、参加者は活動実施の主体・責任者としてプロジェクトの流れについて学びます。また、今回のワークショップでは、障害者を含む社会的に脆弱な農家もSHEP Biz対象に含めるよう勧奨するセッションも設けられました。毎日、白熱した議論が続き、プログラム時間を超過することもありましたが、参加者は「とても包括的なプログラムで多くを学んだ」と話していました。ワークショップ最後にはSHEPアプローチに関する試験をGoogle Formを用いてオンラインで行い、25人が70点以上という結果で、参加者の多くが内容を深く理解したことが確認できました。

次は、参加者たちがSHEP Bizの対象農家を選定し、普及員や農家のセンシタイゼーションを行います!

【画像】

ワークショップの様子(プログラムを説明するオランギ氏)

【画像】

ワークショップの様子(農家から作物について説明を受ける参加者たち)