プロジェクトニュース第10号

2021年7月13日

第2回プロジェクト運営委員会を開催しました!

2021年7月8日に第2回プロジェクト運営委員会を開催しました。主な議題は、1)プロジェクト活動の進捗報告、2)次年度の活動計画の承認、3)アグリビジネスコンポーネントの対象カウンティの承認の3点でした。

プロジェクト進捗報告は、プロジェクトの代表マレンゲさんが発表しました。プロジェクトが始まり、約半年が経ちました。途中、コロナ感染拡大による約1ヵ月のロックダウンがあったものの、おおよその予定された活動を進めてきたことが報告されると、プロジェクト運営委員からは、その進捗に驚きの声があがり、委員長である農業省次官補からプロジェクトチームに労いの言葉がかけられました。農業普及は、生産活動に必要なコロナ禍でも止めることのできない行政サービスの1つと認識されており、プロジェクトも地域的な感染状況などを確認しつつ、ケニア保健省とJICAの感染予防対策に従って活動を実施しました。

ケニアの年度は7月から始まり6月に終わるため、ケニアの新年度は2021年7月から2022年6月までとなります。プロジェクトの次年度の活動計画について、SHEPコンポーネントでは、一連の研修・活動を継続する事、第2バッチの10カウンティの選定を予定していることがコンポーネントヘッドのオランギさんより発表されました。アグリビジネスコンポーネントでは、中小アグリビジネス企業支援のためのカウンティ行政官研修、バリューチェーン分析レポートの作成などの予定がコンポーネントヘッドのナベアさんから報告されました。

また、アグリビジネスコンポーネントの10カウンティでのバリューチェーン分析が完了し、パイロット活動を行うカウンティとしてブシア、ホマベイ、ナクル、タラカ・ニシ、キリフィの5カウンティが選定されたことが報告され、満場一致で承認されました。今後、5カウンティでどのようなパイロットプロジェクトを実施していくか検討していきます。

プロジェクト運営委員会での協議・承認を経て、ケニア新年度もプロジェクト活動を継続していきます!

【画像】

第2回プロジェクト運営委員会の様子