プロジェクトニュース25号

2022年10月26日

第2バッチ対象カウンティ普及員と農家グループ代表を対象とした活動説明会を実施しました!

2022年9月に第2バッチ対象カウンティの普及員と農家グループ代表を対象とした活動説明会を実施しました。活動説明会は、SHEPアプローチの1つめのステップである「対象農家の選定と目的の共有」に当たる重要な活動です。

活動説明会ではまず、SHEPアプローチがどのように生まれ発展してきたのか、そして本プロジェクトでどのような活動を計画しているのかを説明します。その後、当プロジェクトで重要と考えるジェンダー主流化や障害主流化について、ビデオやクイズなどを通し参加者に考えてもらいました。最後に、これまでのSHEPプロジェクトに参加した農家の声を紹介し、SHEPアプローチを通じどのようになりたいかを参加者に問いかけました。活動説明会に参加した農家グループの代表は、「グループで協力して収益を増やしたい、そのためには計画を立てて農業を行う必要があることを学んだ」と語りました。

活動説明会に参加した普及員や農家グループ代表は、後日、活動説明会で学んだことをグループのメンバーに共有します。また、その際に各グループ情報とメンバーリストを作成し、プロジェクトに提出します。提出された情報を取りまとめたところ、第2バッチ対象農家総数は2,072名、35歳以下は503名(全体の25%)、障害のある農家は52名(全体の2.5%)と分かりました。また、プロジェクトでは、若者、女性、障害者、未亡人など社会的に脆弱な立場にあるメンバーを含む農家グループを選出するようカウンティに求めていますが、第2バッチの100グループの内、若者グループ6、女性グループ24、障害者グループ2、未亡人グループ2が含まれていました。

次は、農家の収入や作物栽培技術の採用度について現状を確認するベースライン調査を行います!

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活動説明会の様子

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活動説明会で、普及員にタブレットを配布しました