中核農家向け指導者養成研修(TOT)「子牛管理」

2020年8月22日

2020年8月22日、中核農家向け指導者養成研修(以下「TOT」)の一環として、マスタートレーナーであるアザマット氏の農場で子牛管理に関する研修を開催しました。当日は、農場の将来を背負う後継牛群の管理技術として、育成牛と未経産牛の飼養管理、特に発育初期段階の子牛の世話に係る重要性についての研修が行われました。講義では、将来の牛群の健康や乳生産性を向上させるうえでの留意点として、妊娠中の母牛の飼養管理や新生子牛の世話(出生後の呼吸確保や初乳の給与)等の重要性が強調されました。また、能力の高い育成牛群を維持・管理するために必要な推奨事項等に関する説明も行われました。

【画像】

ひとつのペンで複数の子牛を飼育

【画像】

カーフハッチによる単独飼育