研修所の開所式

2016年7月14日

プロジェクトの実施機関であるメキシコ国立循環器病院において、虚血性心疾患の検査と治療法の手技の一つとしてTRI法は高い関心が持たれています。そのこともありプロジェクト実施前に、TRI法研修の専用スペースとして、同病院の研修棟1階の2室の研修室の修繕工事が、メキシコ政府によって行われました。

第1回研修の実施から間もない2016年7月14日に、上記病院において、研修所の開所式典が行われました。メキシコ側からは、ホセ・ナーロ・ロブレス保健大臣をはじめ、保健省と並び多くの病院を有して診療サービスを提供している社会保障協会と公務員保障協会からも代表が参列しました。日本側からは、山田駐メキシコ特命全権大使、篠山JICA事務所長、TRI法普及の世界的なパイオニアである湘南鎌倉病院の斎藤副院長も参加して盛大な式典となりました。

式典後、プロジェクトで購入された研修機材の試行を保健大臣自らが行い、今後プロジェクトが実施していく実技研修についてメキシコ側とプロジェクト側で理解を深めることができました。

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メキシコ国立循環器病院総長による式典挨拶

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盛況の開所式