ラテンアメリカ国際保健フォーラム

2016年12月20日

2016年11月15日〜17日までの3日間の日程でドミニカ共和国の首都サントドミンゴにおいてJICA主催「ラテンアメリカ国際保健医療フォーラム」が開催されました。

フォーラムのテーマは「持続可能な開発目標(SDGs)期の中南米における地域保健、プライマリー・ヘルス・ケア(PHC)の課題と役割」で、ドミニカ共和国、キューバ、ニカラグア、グアテマラ、ホンジュラス、パラグアイ、ボリビア、メキシコの8ヵ国から現在実施されているJICAの技術協力プロジェクトのJICA専門家とそのカウンターパート等が参加しました。

本プロジェクトからは保健省保健質・教育総局長代理のオデッテ・サラビア・ゴンザレス氏とプロジェクト技術チーム長であるマルコ・アントニオ・アルカンタラ・メレンデス医師が参加しました。

JICA保健医療分野の技術協力における動向(非感染症対策への協力)のセッションにおいて、キューバのがん対策が報告され、本プロジェクトもメキシコでの活動を報告しました。また、中南米地域におけるコミュニティヘルス、プライマリー・ヘルス・ケア、母子保健の現状と課題」に係るシンポジウムでは、他の参加国の行政官、米州開発銀行(IDB)、汎米保健機構(PAHO)の代表者と本プロジェクトのオデッテ・サラビア・ゴンザレス氏がならび、議論をしました。

本プロジェクトが実施する研修に、フォーラム参加者から多くの関心が寄せられる等、プロジェクトの広報活動の機会になりました。また、本プロジェクトから参加した前述の二人が、中南米におけるJICAの保健医療協力の実績を把握し、参加国の保健医療制度等を理解することができたことは、今後のプロジェクト活動を進める上で大変有意義な機会となりました。

【画像】

ラテンアメリカ国際保健医療フォーラムでのプレゼンテーション

【画像】

ラテンアメリカ国際保健医療フォーラムのシンポジウム