ウランバートル市内のバリアフリーチェックをしました

2016年8月11日

2016年8月5日〜11日

プロジェクトの柱の一つが、ウランバートル市内の物理・情報アクセシビリティの改善です。活動の第一段階として、8月5日〜8月11日、モンゴルの若手障害者たち、カウンターパート、日本人専門家で、ウランバートル市内の区役所や学校、病院、バス、鉄道、空港、ショッピングモールなどを視察し、バリアフリーチェックを行いました。

街には急なスロープが多く、また、点字ブロックが途中で壊れていたりするなど、障害者が街へ出にくい事例も発見した一方で、最近整備された歩道には点字ブロックが設置されており、新しいショッピングモールではアクセシビリティが比較的整備されているなど、良い事例も確認できました。
なお、アクセシビリティには、「情報面のアクセシビリティ」もあります。情報のアクセシビリティに関しては、モンゴルでまだ研修やセミナーが開催されたことはなく、新しい取組みです。現在、視覚障害者、聴覚障害者を中心に打合せを重ね、現状と課題を整理しています。

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ショッピングモールをチェックする車椅子利用者のテムルン君たち

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点字ブロックは、あっても、冬の寒さと雪かきによって、壊れてしまう。

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急なスロープ

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コンピューターや携帯電話の音声ソフトの使い勝手について話す視覚障害者協会のデルゲル君

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筆談での会話を嫌がられ、病院に行かないろう者が多いと話すドヤさん