モロッコ人に対する本邦研修の実施

2015年12月31日

このプロジェクトはモロッコ研修実施機関の人材育成も、重要な目的の一つです。プロジェクトで中心的な役割を果たす水産教育幹部3名を日本に招き、JICAが実施する水産研修の様子や、日本の水産の現場を見学してもらいました。日本とアフリカの水産現場は大きく違うため、日本の知識や経験がアフリカの水産現場ではそのまま活用できないことが少なくありません。そのような時に、日本とアフリカの双方を理解し、仲介できる存在が必要となります。今回本邦研修に参加したモロッコ人の水産教育幹部は、研修の成果を活用し、日本とアフリカの水産のよき理解者として、日本-モロッコ-仏語圏仏語圏アフリカ諸国の三角協力事業で活躍することが期待されます。

以上、駆け足ですが、1年次の活動の振り返りでした。2年次は、もっと頻繁に、プロジェクトニュースをお届けできるように頑張ります!