2016年7月のニュース

2016年7月31日

各 Pilot Researchグループの計画に従い、以下の予備調査および本調査 (実験) が実施された。なお、 Pilot Research 実施に関する提出された 7 月の予算計画は、3,349,800 チャット、実際の執行額は、3,136,000 チャットとなった。

予備調査:

1. 7/16-17:マンダレー県 Kyaukse Township において、家畜飼育の実態とその給餌方法に関する聞き取り調査を実施した (CR-01)。
2. 7/30:Nay Pyi Taw 特別区の Zeya Thiri およひ・ Pobba Thiri Township において、ゴマの病害発生調査とサンプルの採集を行った (RB-02)。(山本専門家同行)
3. 7/31-8/1:Mandalay 県において、マメ類、特にグリーングラムのサプライチェーン解明の一環として、卸売業者についての聞き取り調査を行った (RB-01)。

本調査(実験):

1. RC-01 の Agronomy グループでは、7 月 3 日から 24 日にかけて、ミャンマーにおけるゴマの主要産地である Magway 県 Pwintphyu Township に滞在し、ゴマの収穫作業に伴う Postharvest Loss の実態調査を実施するとともに、実験試料を採集した (RC-01)。
2. RA-02 の Plant Pathology グループでは、イネの主要病害であるイモチ病菌、白葉枯病菌の培養、菌株標本の作製を開始した。
3. RB-03 の Entomology and Zoology グループでは、害虫警戒警報モデル作成に向けて、時期別の発生害虫の同定を開始した。

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乾田直播水田の苗立数調査(7/1;Pyinmana TS 農家圃場)

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ゴマの病害調査(7/39;Zeya Thiri TS 農家圃場)

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乾田直播(6/30;YAU 圃場)

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バケツでの稲の栽培(7/25;YAU Dept. Breeding)