第2回半期評価・ワークショップを開催

2016年2月24日

2月23日から24日の2日間にわたって、第2回プロジェクト半期評価会およびワークショップを開催しました。保健省本省、チョンタレス、セラヤ・セントラルの両保健管区(SILAIS)事務所、支所、病院からニカラグア保健省の職員、およびJICAニカラグア事務所やプロジェクト専門家など総勢名が集まり40名が集まり、プロジェクトの進捗、活動における課題、改善・対策、新たな半期計画に関して率直な意見交換、グループワークを行いました。

プロジェクト活動は、2015年7月の開始当初に作成したワークプランどおりの活動が順調に進捗していることが確認できました。

2015年10月に実施した第1回半期ワークショップで妊産婦管理台帳の記載事項を分析し行動に関する改善計画を精査しました。支所レベルで分析された内容を保健セクターレベルへフィードバックする取り組みにおいて、分析に要する時間が長く、全ての保健セクターを分析する時間が足りないという課題が上がりました。提案された案の一つには、決められた支所職員が分析するのではなく、カンファレンス形式の分析手法を用いるなど、工夫が求められました。ほかに、レファラル・カウンターレファラルシステムでは、患者情報の伝達が組織的に開始されたものの、情報不足や記載ミスが明るみとなり、如何に情報の質を改善するかを分析・意見交換を行いました。それら分析内容を反映し、レファラル・カウンターレファラルシステムの業務フロー図の改図に取り組みました。その一部を掲載します。(図1参照)

これら協議された課題とグループワークで抽出された改善・対策を盛り込んで、各支所レベルにおいて半期活動計画を立案し、実施する計画です。プロジェクトは、それらの活動計画をフォローし、巡回指導して活動の定着化、業務の質改善を図ります。

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半期評価会・ワークショップ

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半期評価会参加者グループ写真