JICA理事とニカラグア保健大臣がプロジェクトを視察

2016年9月19日

JICA本部より柳沢理事が、ニカラグア保健省のカストロ保健大臣とともに当プロジェクトを視察しました。

JICAニカラグア高田事務所長、保健省本省関係者が同行し、チョンタレス保健管区事務所を訪問した視察団に対し、アギラル・チョンタレス保健管区長と中村総括がプロジェクトの活動と成果について説明しました。

その後、一行はアコヤパ市へ移動し、マタニティホームで、出産間近の女性との面談をしたほか、同施設の機能などについて保健大臣が柳沢理事に説明しました。同市内から車で3時間離れた集落からマタニティホームに来たという妊婦は、「今回が初めての利用だが、安心して分娩できる。大変ありがたい。」と、保健大臣に話していました。

視察団一行は、半日のプロジェクト視察後、日本の無償資金協力で2008年に建設されたボアコ県病院訪問を終え、首都マナグアへ戻りました。

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マタニティホームで、妊産婦と面談した柳沢理事(左から2人目)とカストロ保健大臣(右端)

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JICAシャーガス病対策プロジェクトで設置されたサシガメ回収箱を説明する保健大臣(右端)。隣は高田事務所長と柳沢理事