連邦保健省のリプロダクティブ・母性・新生児・小児保健(RMNCH)中核技術委員会会合の開催支援及びプレゼンテーション

2016年8月30日

プロジェクトは、活動及び調査研究を通じて構築した「都市貧困層のための地域保健モデル」のラゴス州全体及び全国展開を念頭に、州レベルに加え連邦レベルでも保健省と協力しています。その一環として、プロジェクトの連邦レベルでのカウンターパートである連邦保健省家族保健局が定期的に開催している「リプロダクティブ・母性・新生児・小児保健(RMNCH)中核技術委員会」に参加し、プロジェクトの進捗報告や他のプロジェクトとの情報・意見交換を行っています。

今回の会合は、連邦保健省家族保健局の新局長が初参加する、という記念すべき会合であり、プロジェクトが会合開催を支援しました。この支援に対し、局長は開会の辞で「本会合開催に対するJICAの支援に深く感謝するともに、この感謝の意を公式書類に明記する」と述べました。また、1993年に日本でJICAの研修経験がある局長は、23年経った今でも挨拶や自己紹介などの日本語を明確に覚えておられ、開会の辞の最後に「ありがとう」と日本語で再度感謝の意を述べてくださいました。

また、今回の会合にはJICA専門家に加え、プロジェクトのフィールドマネジャーである、エティオサ地方行政区の保健医務官も参加し、プロジェクトのチーフアドバイザーによる「都市貧困層のための地域保健モデル」の説明に続き、プロジェクトの経験や成果の発表を行いました。参加者からはプロジェクトに対する高い関心が示され、引き続き行われた質疑応答は、活発な議論となりました。

プロジェクトは引続き当委員会に積極的に貢献していく予定です。

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プロジェクトのフィールドマネジャーによるプレゼン